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入れ歯調整と訪問歯科
■入れ歯調整も訪問歯科で受診できます!
先日、「入れ歯調整でも訪問歯科さんが来てくれるとは知らなかった」というご家族様がおられました。もちろん、訪問歯科医は入れ歯調整に対応していますし、むしろ、積極的にご利用頂きたいと考えています。なぜなら、入れ歯は認知症予防との関連性がとても高いからです。
■入れ歯と認知症の関係
歯が数本しか残っていないのに入れ歯を使っていない方は、歯が20本以上残っている方に比べ、1.9倍も認知症発症リスクがある。これは、厚生労働省の有名な調査結果です。
同様に、歯の本数が減ってしまった場合にも、適切な入れ歯を活用することによって、認知症発症リスクを抑制できるということが言えます。
■入れ歯の寿命
入れ歯を作ってから10年以上経っている患者様もいらっしゃいます。しかしながら、歯茎の状態は月日とともに変化しますし、素材の経年劣化もあります。お手入れの度合いにもよりますが、入れ歯の寿命はおよそ3~5年が目安です。
■入れ歯に違和感はありませんか?
入れ歯に認知症発症リスクを抑制する効果があるというのは、噛む力を衰えさせない作用によるものです。ですから、ご自身の口に合った入れ歯を使う必要があります。
■入れ歯のチェックポイント
- 入れ歯を作った当初から、違和感があったがそういうものだと諦めている。
- 違和感があり、入れ歯を外している時間が長い。
- 入れ歯を替えてから、肩コリがひどくなった。
- 食べカスが隙間に入って痛い。
- 話をしている時に、入れ歯が外れることがある。
こちらのチェックポイントに1つでも当てはまるようでしたら、是非、早期に訪問歯科へご相談下さい。認知症予防やお食事を楽しむためにも、1~3ヵ月に一度は、定期的な入れ歯のメンテナンスを心がけましょう!
近隣で訪問歯科医師をお探しの患者様、介護者様、ケアマネージャー様は、訪問歯科マッチングのお問い合わせフォームより、どうぞお気軽にご相談下さい。
誤嚥性肺炎と訪問歯科
■誤嚥性肺炎とは?
誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん)の誤嚥(ごえん)とは、気道内に食べ物や唾液、胃の逆流物などが入ってしまうことを意味します。
この病気は、以前ご紹介させて頂きました嚥下(えんげ)機能障害と密接な関係があります。
嚥下機能、つまり、飲み込んで、口腔内から胃へ食べ物を送る機能が低下してしまうと、気道に誤って唾液や食べ物が入りやすくなります。
そして、気道に入り込んだものの中に含まれる細菌が肺に入り、肺炎を引き起こすのです。
■誤嚥性肺炎が疑われる症状例
次のような症状がある時には、医師や訪問歯科、ケアマネージャーにご相談されることをお勧めします。
- 激しく咳き込む。
- 高熱。
- 膿のような痰が出る。
- 呼吸が苦しい。
- のどに違和感がある。
- 食欲不振。
■誤嚥性肺炎の怖さと訪問歯科
肺炎は日本人の死因、第3位。その内、7~8割は誤嚥性肺炎だと言われています。特に、高齢者にとってはとても怖い病気です。
予防するためには、咀嚼(そしゃく)によって唾液を出すための練習、リハビリテーションが大切です。
お住いの地域で、リハビリテーションに対応した訪問歯科医師をお探しの患者様、介護者様、ケアマネージャー様は、訪問歯科マッチングのフォームよりお問い合わせ下さい。
口腔カンジダ症と訪問歯科
■口腔カンジダ症とは?
口腔カンジダ症とは、口の常在菌であるカンジダ菌が増殖しておこる口腔内疾患のことです。
カンジタ菌は常在菌なので、通常は健康を害するものではありません。しかし、他の常在菌とのバランスが崩れると発症してしまいます。高齢化社会で、近年広がっている病気です。
■口腔カンジダ症の症状
1つのタイプは、口腔内に白い白苔が出現するものです。こちらは、偽膜性カンジダ症と呼ばれています。
もう1つのタイプは、口腔内に発赤が出現し、ヒリヒリとした痛みを伴う傾向が強い、萎縮性(紅斑性)カンジダ症です。
そして3つ目として、粘膜の肥厚が見られるものを肥厚性カンジダ症と呼びます。
■口腔カンジダ症の原因
口腔カンジダ症は、高齢者、幼児など、体力・免疫力が低い年齢層で発症しやすい病気です。また、成人が発症する場合にも、免疫力が低下しているタイミングが多いでしょう。
例えば、免疫抑制剤であるステロイド剤を利用していたり、がん、エイズ、糖尿病にかかっている時は、免疫力が低下するので、口腔カンジダ症も発症しやすくなります。
■口腔カンジダ症の予防
健康を維持することに越したことはないのですが、体力や免疫力の低下がやむを得ない状況もあると思います。そこで大切なのが、口腔内や義歯(差し歯)などの清掃、衛生環境の維持です。
口腔カンジダ症の予防には、訪問歯科を活用した口腔ケアがお勧めです。
お住いの地域で、口腔ケアに対応した訪問歯科医師をお探しの患者様、介護者様、ケアマネージャー様は、訪問歯科マッチングのフォームよりどうぞお問い合わせ下さい。
訪問歯科治療と認知症
■更に増える認知症
内閣府の平成29年版高齢社会白書によれば、2012年の認知症高齢者数は462万人で、65歳以上人口の15%(約7人に1人)を占めていました。それが、2025年には約5人に1人にまで増加してしまうという推計が掲載されています。
(参照元:内閣府の平成29年版高齢社会白書)
■歯の残存数と認知症リスク
上記のような患者数増加予測がある中、認知症に対する歯科の役割についても研究がなされていきました。
訪問歯科医にとって有名なものが、九州大学の竹内 研時氏を中心とした久山町研究です。
その報告書には、残存歯数20本以上群に比べた認知症発症数が、10~19本群で1.62倍、1~9本群で1.81倍、0本群で1.63倍と、歯の残存数と認知症リスクの関係を示したデータが公表されています。
(参照元原文:
Journal of the American Geriatrics Society誌)
■介護者様のお悩み
認知症患者のご家族、担当医、介護施設の皆様にとって、歯の健康維持は大きなお悩みの1つだと思います。例えば、次のようなお話をよく耳にします。- 歯磨きを嫌がって、口をつぐんでしまう。
- 入れ歯を外すことを拒むので、メンテナンスができない。
- 口臭が気になる。
- 食欲不振の一因になっていそうで心配。
- 内科、整形など他の治療もあるので、歯にまで気が回せない。
そのような問題を抱えておられましたら、認知症の悪化予防も考慮し、口腔ケアに対応した訪問歯科の活用をお勧めいたします。
お住いの地域で、訪問歯科医師をお探しの患者様、介護者様、ケアマネージャー様は、訪問歯科マッチングのフォームよりどうぞお問い合わせ下さい。
摂食・嚥下機能障害の症状・対策
■摂食・嚥下障害とは?
嚥下障害の「嚥下」は「えんげ」と読みます。摂食・嚥下障害とは、老化や病気などによって、食べること、噛んだり飲み込んだりすることに問題が生じた状態を言います。
■摂食・嚥下障害を疑う症状例
次のような症状が見られたら、摂食・嚥下障害になっていないか、念のため、訪問歯科や医師、ケアマネージャーにご相談されることをお勧めします。
- 食事中にむせてしまう。
- 食べ物が口内に残る。
- 度々、肺炎になる。
- 食事にかかる時間が伸びた。
- 拒食感がある。
■摂食・嚥下障害になってしまったら
食事を摂取する機能は、人間にとって最もベースとなる生命維持機能ですから、健康維持には不可欠な機能だと言えます。もしも、嚥下障害の傾向があらわれてしまった時には、早期にリハビリテーションを開始する必要があります。
また、食事を楽しむということは、人生を豊かにすることにもつながりますので、症状がなくとも、ベッドで食事をする際の姿勢を改善するなど、予防も大切です。
お住いの地域で、摂食・嚥下障害のリハビリテーションに対応した、訪問歯科医師をお探しの患者様、介護者様、ケアマネージャー様は、訪問歯科マッチングのフォームよりお問い合わせ下さい。
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